三国志パズル大戦は中国史入門

三国志パズル大戦は中国史入門として好個の教材であると思われます。中国史というのは、けっこう身近なはずですが、そんなに知られていません。もっと知られていないのが朝鮮史であり、ここまで知られていないというのは、どう考えても怠慢ではないでしょうか。中国からの近さから、朱子学から大きい影響を受けていることなどは知っておいても損はないですし、このくらいのことを知らないで、アジアの平和と安定とか語ってはいけないでしょう。
しかし、三国志パズル大戦は中国に関する興味を掻き立ててくれるのではないでしょうか。たしかに、日本でも戦国時代といったものはないわけではありませんし、それなりに興味深いものが無いわけではありませんが、ここまでのスケールがないということはたしかです。関ヶ原の合戦など半日で終わったわけであり、ちょっとあっけなさすぎるのではないでしょうか。もちろん、その裏では壮絶な心理戦があるにはあったようであり、そういうのを追っていけばそれなりには面白いのかもしれませんが、だからと言ってスケールがあるなどとは到底言えません。
そして、そのあとにくる江戸時代などは歴史の終わりと言ってもいいくらいの静けさです。もちろん、人間の歴史ですから、欲望と策謀といったもので満ちているのでしょうし、動きがけっこうあるということも否定はしませんが、それでも、何かつまらない、世界史に比べていったこのつまらなさは何なのかというような感慨を抱くことを止めることはほとんど不可能なのではないでしょうか。
そのように考えますと、三世紀という日本では邪馬台国があったころに、このような壮大なスケールの史劇が繰り広げられていた中国というのは、やっぱりすさまじいとしか言いようがないのではないでしょうか。このような国に戦争を挑んだ先人たちというのは、ちょっと歴史を知らなさ過ぎたとしか言いようがないように思われてなりません。今からでも学ぶべきでしょう。

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